2013-06-06(Thu)

ねらわれた学園について。

ねらわれた学園のソフトも発売されて原画クレジットも正確にわかったので、アニメスタイルイベント「ねらわれた学園の作画と演出」でのパートバレや中村亮介監督の発言と、オーコメで気になった内容なんかを箇条書きにして書いていきたいと思います。
聞き間違いとかもあると思います。話半分で。

原画クレジット
ねらがく_R


イベントで聞けたパートバレ。
・最初から学校まで…清水健一さん
→犬の作画は清水さんの全原画に近いらしい
・その後の廊下のあたり…奥田佳子さん
・その後の京極がピアノ弾いてるところ…宮本佐和子さん
→監督曰く「ピアノならエヴァに勝った」
・屋根?みたいなの付いた学校の庭で話しているところ…菊池愛さん
・朝食からコップ落とすまで…桜井邦彦さん
→桜井さんは「落ちる物」を書くのが上手で「走れメロス」の時も台本を落とすカットをやっているんだとか。
・その後の教室のシーン…藤田しげるさん
・神社での山際ゆりことカホリのやりとり…小木曽伸吾さん
・神社のシーンの途中で数カット入る京極のカット…奥田佳子さん
・ナツキが屋根からベランダにアクロバティックにジャンプするところ…桜井邦彦さん
・田中将賀さんはAパートの京極をTUで映したカットの二原、ラフ原は中村監督
・堀剛史さんはゴミ箱で殴るところの二原


自分がメモれたのはここまで。多分漏れは多いと思う。藤田さんは原画に名前がないので原画パートというか作監修濃いめ、って意味で言っていたのかもしれない。
あと「きぃうごくところ奥田」ってメモってるんだけどこれは一体…?


次は演出や中村亮介さんのお話について。
・中村亮介監督は煙が好きらしい(本編でも走ったあとの煙だったり叩いた後の煙とか、結構使われてる)
・マッドハウスは基本川尻善昭さんが演出にのお手本となるらしい。
・作中に出てくる緑の月は荒木哲郎さんにインパクトを与えたらしい。(冗談半分で)進撃の巨人で見られるかもとかなんとか。
・(跳ね回るねら学キャラを見つつ)あいうらはねら学よりもリアル路線。劇場作品だから当然かもだけどねら学は相当枚数が多いらしい。
・(過剰な芝居が多いことに対して)ねら学は気持ち優先の世界だからあの世界ではあの過剰な芝居が普通。
・廊下で持っている紙を落とさずキャッチする!という芝居はコンテ段階からそうなっていた(ここのカットは細居さんの修正がガッツリ入ってる)
・荒木さん演出のDパート。眼鏡が飛んで失神するっていう表現は荒木哲郎さんらしい演出。
・荒木さんはカッコ良くキメるカットに修正をよく入れるらしい。
・自転車に二人乗りしたり海辺で背中に字を書いたりする芝居は中村監督の理想だとか。それをコンテに書いたことを思い出して布団でうわーーーってなっちゃうらしい。
・おしまいの文字は監督の手によるもの。

…以上自分がイベントでメモったこと覚えてること。最前席で聞けたし、中村監督、細居さん、清水さんのサインも頂けたし、とても楽しかった。
ただ中盤からは中村さん細居さんばっか話してて、清水さん暇そうだなぁーとか思ったり、レイアウト設計っていう特殊なお仕事な上滅多に表にでてこない人が来てるんだからもっと奥深い話聞けたんじゃないかなぁとか思ったりもした。コメンタリー形式だからしょうがないけど。




次はコメンタリーでの演出、作画の話をピックアップしてみる。

・写真は参考程度。鎌倉感を出すのに写真じゃ違和感があったので参考程度に止めたらしい。自分なりの鎌倉感を重要視。その結果が神社の境内に江ノ電…?(一同笑)
・美術はテレビの中等を除いてほとんどデジタルでの作業。美術監督の金子英俊さんはほとんど初期設定のフォトショで作業してたらしい。
・緑色の月はカメラ使って露出し続けると緑色になるところから。
・桜は手書きのランダム感とCGでの動きを合わせ、独特な感じに。
・絵画的な絵が絵画的な絵のまま動くことを重視。
・ケンジは最初から最後まで芝居のさせ方は変えさせていない。主人公は物語が進むごとに変化していくことが基本だが、周りの人が変化することに対して変わらないケンジに個性がでることを狙った。




あまり作画系のお話は無かったかなぁ。あとこれ書いてる途中に保存しないでブラウザ閉じちゃったから抜けみたいなのもたくさんあります。多分作画関係のお話はまだまだあると思いますので、是非ソフトを買いましょう。

コメンタリーを聞いてみると手描きのアニメーションの楽しさとピュアな感情が中村監督の核的な要素みたいですね。エロいレイアウトやら芝居についてあまり言及しようとしないのは解説しちゃうとピュア成分が薄れるからなのかなぁと思ったり。もちろん恥ずかしいからってのもあるだろうけど。
あとは中村監督のアニメーションへのひたむきな熱意が感じられて、作画ファンの端くれとしてとても嬉しく思いました。
でもやっぱコメンタリーって何個か欲しいよね。このオーコメは音楽やら声優やら美術監督やらいろんな方面からお話が聞ける反面、逆に言えばどれも中途半端になっているような気がしなくもない。作中の「何か」に触れる回数もすごい少ないから概要的な話が多かったのもちょっと。
今回のオーコメなら音響系スタッフコメンタリーとアニメーション系スタッフコメンタリーが欲しかったなぁ。

あ、あとデジタル設定資料集も買いました。操作になれるまでちょっと違和感あったけど、ズームも綺麗にできるしソフト自体が軽いのでサクサク見れて快適。完成画面・コンテ・総作監修正を一つの枠に収めたのは本当に画期的だと思った。
細居さんの総作監修も濃密。でもちょっとキャラ寄りな印象もある。いろいろお話聞いてみると細居さんも相当動きに修正加えているみたいなので。でもまぁたまにあるキャラクターの可愛い原画寄せ集めみたいなのとは別物レベルなので、文句言っちゃいけないかな。

次はねら学本編の感想を書きたい。
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アニメ『グランブルーファンタジー』に斉藤良成さんがメインアニメーターとして関わるようですよ。絶賛応援。

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