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2018-01-16(Tue)

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』1話について。

 
 どうも。たくさん更新。
 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』始まりましたね。1話、凄く良かったので感想。



 1話序盤はヴァイオレットが再び生きることとしての「再生」が描かれていたという印象。その描写の中でも色の変化や強弱の使い方が心に残った。
 アバン、ギルベルトの瞳と同じ色のブローチから新緑の景色へ。目覚めたヴァイオレットの主観視点的なカット。一度冬枯れした木々がまた色づきが始める。
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 ギルベルトへ宛てた手紙が外へ。
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 「任務」の景色しか見えない手紙が山を越え、街に出て、人と、いろいろな色の景色と出会う。今後のヴァイオレットが歩む未来の予兆のよう。


 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』はキャラに反射光がかかっているカットが多い。「私たちはいま!!全集」で石立さんが「どのカットをとっても同じ絵がないようにしたい」って言ってるけど、これだけで画面の密度も上がっているようで興味深い。
 Aパートの人の少ない、自然が多い環境では淡い緑や黄色の環境色が反射する。
 bandicam 2018-01-15 21-39-28-189
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 物語の始点としての鮮やかさと、物語の変化として使っている感じ。黄色はやけにくっきりしてる。エヴァーガーデン家の外でのやり取りの時に顕著。

 Bは郵便社の木造の社屋や陽光で赤目の色、Bラストあたりは少し暗色っぽい色?1日の日差しの移り変わりはもちろん、1話としての始まりから終わりを意識して反射色も工夫してる感じがする。
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 b.jpg


 京アニイベントで石立さんが言ってた「真っさらな、生まれたばかりの赤ちゃんのような心のヴァイオレット」。そのヴァイオレットがいろいろな人と出会い「愛している」を知る物語であるからこそ、多彩な画面と鮮彩な芝居で「愛している」の色めきを説得する必要があると思うので、1話のようなカット、シーン、シークエンスで移り変わる画面の色は自分にもとても響いた。
 ただ、この1話ではまだヴァイオレットは「愛している」を理解してない段階。それを知ったときにはどんな画面になるのか、想像するだけでワクワクする。


 ヴァイオレットの昇る・下るの描写。
 1話はヴァイオレットが下る、見下ろすという画面が目に留まった。
 昇る・下るの画面を気にしたのは、ギルベルトとの最後の記憶(?)が長い階段の途中、というのがやけに印象的だったから。ギルベルトの背中を追いかけて昇る(または下る)だけの人生の途中だった、ということか。
 bandicam 2018-01-15 21-40-19-972
(暗い。)

 ヴァイオレットの下る、見下ろす描写はなんとなく「外界に降りてくる」という印象が強い。道具としての存在でしかなかったところから「市井に下る」とか、道具からの脱却の一歩、みたいな。
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 首都ライデンへ降り立つヴァイオレット。

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 不慣れな義手をグーパーしつつ、街灯りを見下ろす。

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 来客者を見下ろす。どれも「落ちぶれる」でもないし「威圧的」でもない感じが凄く不思議な気持ちになる。

 1話で「昇る」をしたのはBラスト回想の塹壕で、はしごに足をかけるところくらいか?ギルベルトの苦渋の決断、表情と裏腹に道具として飛び出していくヴァイオレット…っていう状況下での「昇る」。
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 自分の居場所としての戦場という舞台に上がる、みたいなものなのかな。


 アダマン銀の義手。
 アダマンってなんぞ…と思って調べたらアダマントのことなのかな?
 https://ja.wikipedia.org/wiki/アダマント
 >アダマントとダイヤモンドはともに「征服されない」(否定接頭辞 α- + δαμαω)を意味するギリシア語のアダマス(αδαμας)から派生した語である。

 義手で犬のぬいぐるみを持つヴァイオレットは、征服されたのではなく服従なのだ…的な解釈は深読みし過ぎか。

 >ところが中世には、アダマス / アダマントは磁石をも意味するようになった[1]。ラテン語で動詞「愛する」を adamare といい、鉄をひきつける様子から磁石を lapis adamans(愛する石)と呼んだ

 ロマンティックすぎる…。
 

 犬のぬいぐるみ。
 ホッジンズから貰った犬のぬいぐるみ。ポッと出てきたアイテムに感じたけど、スポットが当たる割合が大きい。「ギルベルトの犬」であった頃のヴァイオレット、もしくはその頃のヴァイオレットの気持ちを象徴していた気がする。
 義手の手で持ったぬいぐるみは「ギルベルトの犬」であった頃の自分を手放したくない、というようにも感じる。

 車内でぬいぐるみを噛むヴァイオレットの仕草は乳歯が取れて生え変わるのを痒く感じる子犬のよう。自分の中での「再生」という1話の印象を感じさせる芝居の一つ。
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 部屋に放られたぬいぐるみは、新たな生活が始まる中で置き去りにされた「ギルベルトの犬」としてのヴァイオレットの心のよう。
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 Bラストの回想は上のカットでドアを締めてから始まる。「ギルベルトの犬」時代と向き合うときのアイテムとしても使われている。

 これからのヴァイオレットが「ギルベルトの犬」時代のヴァイオレットとどう折り合いをつけるか、というのも楽しみ。


 その他作画もろもろ。
 Bラスト回想のアクション、澤さんっぽい。もうbooruに上がってるけど。
 この蹴り上げた足のブレとその後反転して防御にまわるまでの一拍置いた予備動作が凄く澤さん的だ。
 新規

 booruに上がってるこれとかも走る一歩目の体重のかかり方が面白い。
  新規3
 
 この画面手前に手がグワッときてその後タメツメ作ってる感じ、なんとなく「free!」のスタイリッシュ脱衣を思い出す。
 新規6
 
 動的なカットばかりに挙げてしまった。


 
 以上。最近(でもない)京アニ作品に盲目になりすぎて、どこまでが正常な解釈でどこまでが思い込み、深読みなのかがわからなくなっている。…楽しいから良いか…。
 2話も楽しみ。

 
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